D.Takada

音楽や映画や本などなど

Titus Andronicus 「The Most Lamentable Tragedy」

思わず、「何じゃこりゃ?」と呟いてしまった。確実に、一聴しただけでは脳が処理しきれない。しかし、これは間違いなく今年を代表する一枚になるはずだし、現代の音楽の消費サイクルに対するアンチテーゼにもなるはずだ。 とにかく、こんな時代によくこんな…

ヤスミナ・カドラ「テロル」

アルジェリア出身の作家ヤスミナ・カドラの2005年の作品。正直に言うと、この作品を手に取るまでは、この作家のことを殆ど知らなかった。まず、本を手に取った時に興味をそそられたのは、著者のバックグラウンドだった。彼は、アルジェリア軍の将校をしなが…